『マリアさまはとらいあんぐる 〜2nd〜』



第3話 「転入初日は騒がしく?」






背の高い門を潜り抜け、マリアさまの元へと伸びる銀杏並木。
その道を一つの集団が歩いて行く。
すれ違う者たちは口々に挨拶を投げ掛け、その姿を憧れとともに見詰める。
リリアン女学園の山百合会と呼ばれる方々に向って。
だが、その視線もいつもよりも少し変わっていた。
勿論、山百合会のメンバーが全員揃っての登校という事も珍しいのだが、今現在、いつもと違う視線が送られているのは、
それ以上にその集団の中で一際目立つ人物がいるからであった。
二、三年生たちはその姿を見て、どこか懐かしいものを見るような視線で、そして、一年生は驚きの視線で。
尤も、その驚きの視線もいつの間にか見惚れているものに変わっているが。
その視線の先には、山百合会のメンバーの中に一人混じっている男子がいた。
言わずと知れた高町恭也、その人である。
恭也は自分に集まる視線を感じているのか、何処か落ち着かない様子で周りを見渡すと呟く。

「二度目だから、少しは慣れてもらえるかと思ったんだが、そういう訳にはいかないみたいだな。
 まあ、一年生が驚くのは無理もないのかもしれないが。まあ、怖がって悲鳴を上げられないだけましと言えるか」

本気で呟く恭也に、祥子たちも慣れたもので、ただ肩を竦めるだけだった。
玄関に入り、恭也と美由希は祥子たちと分かれて職員室へと向うのだった。





  ◇ ◇ ◇





朝のHRが始まるチャイムが鳴り響くと、生徒たちは自分たちの席へと着く。
鳴り終わるとほぼ同時に、教室に担任の教師が入ってくる。
連絡事情があればそれを伝え、なければ挨拶だけで終る。
今日は連絡事項があるようで、その教師は一度教室を見渡すと、ゆっくりと口を開く。

「本日から少しの間ですけれど、このリリアンに通うこととなった転入生の紹介を致します。
 その方は、我が校に視察しに来られましたので、皆さんも色々と教えて差し上げてください」

その言葉に生徒たちは一斉に頷く。
それを確認した後、教師は廊下へと声を掛ける。
その声を合図に、教室の扉が開けられる。
扉から入って来た人物を見て、何人かは見惚れ、何人かは小さな声を上げる。
その人物は教師の横に並ぶと、自己紹介を始める。

「高町恭也と申します」

そう言って礼儀正しく挨拶する恭也へと軽く手を翳し、教師が口を開く。

「ご存知の方が殆どでしょうけど、高町さんは去年に引き続き、視察として来られました。
 皆さん、親切にしてあげて下さいね。高町さんも、何か困ったことがあれば、遠慮せずに聞いてください。
 勿論、生徒だけでなく、私たち教師やシスターでも分かる事はお答えいたしますから」

教師の言葉に恭也は礼を言い、教師が指差す教室の窓側の一番後ろの空き席へと向う。
ここへ来るまでの短いやり取りや、去年の恭也の行動などから、大体の恭也の人となりを知った教師は、
礼儀正しい恭也の態度に、更に安堵の息を零す。
正直、男性の転入などという異例とも言える話を聞いた時は、快く思いませんでしたけど、まあ彼なら問題ないでしょう。
二度目とはいえ、多少警戒はしていたがそれも杞憂だろうと考え、教師は席へと向う恭也の背中を見る。
一方の恭也は、自分の席へと向う途中、祥子を見つけ軽く笑みを交わす。
自分の席へと着くと、隣の生徒に軽く頭を下げ、よろしくと挨拶をする。
その少女も慌てたように頭を下げると、挨拶を返す。
それを見ながら腰を降ろすと、それを待っていた教師がHRの終了を告げて教室を出て行く。
途端、あちこちから席を立つ音がし、恭也はあっという間に囲まれる。

「恭也さん、前も視察に来ましたよね」

「え、ええ」

「今度はどれぐらいの期間いらっしゃるんですか」

「え、えっと…」

「ひょっとして、視察は毎年行われるとか」

「そ、そんな事はないかと」

次々に飛んでくる質問に、答えられる範囲で答えていく。
重要な部分はぼかして答えるのだが、それすら気にならないのか、少女たちは次々に質問を投げ掛ける。
結局、この質問攻めは一時間目が始まるまで続いたのであった。





一方、美由希の方はというと。
恭也ほどではないが、それでも生徒たちに囲まれ質問攻めにあっていた。

「あ、あははは」

質問に何とか答えつつも、美由希は困ったような顔で辺りに視線を彷徨わせる。
その視線がこちらを見ていた志摩子とぶつかる。
志摩子は美由希と目が合うと、何とも言えない笑みを浮かべつつも特に助けようとはしない。
結局、美由希も授業が始まるまで質問攻めにあうのだった。





  ◇ ◇ ◇





その日の昼休み、どこか疲れたような顔を見せる美由希の元へ志摩子がやって来る。

「美由希さん、大丈夫?」

「うん、何とか…」

美由希は志摩子に笑いかけつつ、席を立つ。

「えっと、薔薇の館で良いんだよね」

「ええ」

志摩子に声を掛けられ席を立つ美由希に、声を掛けようとした数人が戸惑うように二人を見る。

「美由希さんと志摩子さんって知り合いなの?」

「え、ええ、まあ」

その質問に美由希は曖昧に答える。
そんな美由希に別の一人が声を掛ける。

「美由希さんの苗字って高町って言うのよね」

「ええ、そうですけど」

「ひょっとして、去年転入して来られた高町恭也さんの…」

「ええ、高町恭也は兄ですけど」

「やっぱり!」

美由希の言葉を聞き、その生徒は嬉しそうに手を合わせる。

「恭也さんも今日、転入してこられたんですよね」

「ええ、そうですよ」

美由希の言葉に、更に教室がざわめく。
すっかり周りを囲まれた美由希だったが、志摩子がやんわりと声を掛ける。

「皆さん、質問をなさるのはよろしいですけど、先にお昼を頂かないと。
 それに、美由希さんもお昼にしなければいけませんし。
 これから時間はまだたくさんあるんですから、今はここまでにしておいてあげた方が」

志摩子の言葉に全員が納得し、口々に謝罪の言葉を口にする。
それに少し戸惑いつつも、美由希は愛想笑いを返す。
そして、改めて志摩子を見て、自分よりも年下なのにしっかりしていると少し落ち込む。
そんな美由希の心情など露知らず、志摩子は笑みを湛えたまま首を軽く傾げる。

「それじゃあ、行きましょうか。祐巳さんたちも待っているでしょうし」

立ち去る二人にクラスメイトが声を掛ける。

「では、ごきげんよう志摩子さん、美由希さん。また後でね」

「はい、ごきげんよう」

「ご、ごきげんよう?」

クラスメイトに返事を返す志摩子と、戸惑いつつ同じ言葉を口にする美由希。
廊下に出た志摩子はそこでくすくすと笑い出す。
不思議に思って美由希が尋ねると、志摩子は笑いを収めて答える。

「別に大した事じゃないのよ。
 ただ、やはり外から来た人たちからすれば、ごきげんようというのは変わっているのかしらと思って。
 それと、美由希さんのさっきの顔が恭也さんの困惑する顔に似てたから、つい」

「そうですか?」

美由希は自分の顔を撫でつつ呟くが、そんな事をしても分かるはずもなかった。
そんな二人の元へ、祐巳と由乃がやって来る。

「美由希さん、どう?もう慣れた?」

由乃は開口一番に尋ねるが、その横で祐巳はまだ初日で慣れたも何もといった顔をする。
そんな二人に、美由希は乾いた笑みを浮かべつつ答える。

「はは、まだ何とも言えません」

「それもそうよね。とりあえず、薔薇の館に行こう」

纏めるように由乃は言うと、先頭に立って歩き出す。
その後を、祐巳たちも続くのだった。





  ◇ ◇ ◇





美由希たちが薔薇の館に着くと、既に祥子たちは着ていた。
それぞれがいつもの席に着く中、美由希は最後に空いている席に着く。
席に着くと、祥子の横で疲れた顔をしている恭也と視線がぶつかる。
気になり美由希は恭也に尋ねる。

「恭ちゃん、何か疲れてない?」

「…疲れていると言えば、疲れているな」

「やっぱり授業が難しいから?ついていくのが精一杯とか」

「……中々に失礼な奴だな。そう言うお前はどうなんだ」

恭也の切り返しに、しかし美由希は胸を張る。

「ふふーん。私は恭ちゃんと違って、授業を真面目に受けてたもん。
 勿論、大丈夫に決まってるじゃない」

疑わしいそうに半目で美由希を見た後、恭也は志摩子へと視線を向ける。

「志摩子、本当か」

「恭ちゃん、信じてないの!」

声を上げる美由希を綺麗に無視し、恭也は再度志摩子に尋ねる。
志摩子が何か答えるよりも早く、祥子が美由希に話し掛ける。

「美由希さんは志摩子と同じクラスなの?」

「ええ、そうです」

「恭也さんはどうしてそれを?」

当然といえば当然の質問を令がする。

「昨日、皆さんのクラスは聞いてましたから。朝、美由希のクラスがどこかは一緒にいる時に聞いたので」

恭也の言葉に納得する令。
納得したのを見て、恭也は志摩子へと視線を向ける。
それを受け、志摩子は再び口を開く。

「ええ、美由希さんは問題なく授業をこなしていました」

志摩子の証言を得て、美由希はどうだとばかりに踏ん反り返る。
しかし、続く志摩子の言葉に慌て出す。

「ただ……」

「ただ?」

「し、志摩子さん、それ以上は。恭ちゃんももう良いでしょう」

「志摩子、気にせず続けてくれ」

恭也に言われ、志摩子は申し訳なさそうに美由希に手を合わせて後、言葉を続ける。

「どうも数学は苦手のようでして。逆に、国語は特に良いみたいですね」

「あうぅぅー。三角関数なんて日常生活で必要ないもん。
 そう言う恭ちゃんはどうだったの?勿論、出来たんだよね」

「あー、腹が減ったな。さて、昼食にするか」

美由希の言葉を完全に聞き流し、恭也は祥子に話し掛ける。
祥子は笑いを堪えつつ、弁当を取り出す。

「そうね、お昼にしましょうか」

全員が昼食の用意をする中、美由希は一人いじける。

「うぅー。何処にいても我が兄の虐めが私を……」

「人聞きの悪い奴だな。良いから、お前もさっさと食え」

恭也に言われ、美由希も同じように弁当箱を取り出す。
全員、中身が同じ弁当を食べ始める。
半分を食べえた頃、美由希が話し掛ける。

「で、結局授業はどうなの?」

「まあ、何とかな」

「まあ、恭ちゃんの得意科目は体育ぐらいだろうしね」

「…家庭科もお前よりはましだと思うがな。特に、…まあ、言わなくても分かっているか」

「……………あはははは。何が言いたいんだろうね」

「口にしないと分からないか?」

恭也にじろりと睨まれ、言葉をなくす。

「うぅ〜」

美由希は落ち込みつつも、箸を動かしては口に食べ物を運ぶ。
そんな美由希に令が声を掛ける。

「だ、大丈夫よ、美由希さん。練習すればきっと」

「本当ですか」

頷く令を見て、美由希は元気が出てきたのか顔を上げるが、そこへ恭也が言葉を投げる。

「やるだけ無駄だ」

「そ、そんな事ないもん!」

「……そうそう、アレは美味かったぞ」

恭也の言葉に、美由希は期待の眼差しで恭也を見詰める。
それに気付いているのかいないのか、恭也は続ける。

「前に美沙斗さんと一緒に作ってた煮物は」

「アレはお母さんが全部調理したんだもん。私は材料を切っただけだよ」

「そうそう、刺身は美味かった」

「それも切っただけだよ」

「……あの半熟卵は美味かった。あんなに完全に半熟にするのは中々難しいぞ」

「あれはゆで卵だもん」

恭也の言葉に徐々に落ち込んでいく美由希。
しかし、恭也は構わずに続ける。

「これだけ出来るんだ。無理に練習する必要はないって。
 もし万が一に、まあ流石にないだろうが、それでも、気でもふれて練習しようなどと思ったのなら、俺がいない時にしてくれ。
 ましてや、試食はごめんこうむる。誰にも試食なんて頼むなよ。まず、自分で試食をしろ。良いな。
 それさえ守れるのなら、まあ、それでもやらない方が良いんだが、まあ百……千、いや、万歩譲って許してやらない事もない」

「そこまで言わなくても」

あまりの恭也の言い分に、美由希は凹みつつ言う。
そんな美由希に対し、恭也は真剣な顔を見せる。

「馬鹿を言うな!これでも言い足りないぐらいだぞ」

「……うぅー。いっそう何処かに旅立ちたい」

「好きに旅立ってくれ。しかし、旅先で間違っても料理するな。
 いや、するのは構わんが、他人に試食だけはさせるなよ」

いじけつつも箸はしっかりと動かす美由希に、祥子たちも笑いを必死で堪える。
前にも同じようなやり取りがあったのだが、それを知らない乃梨子が恭也に尋ねる。

「恭也さん、美由希さんの料理の腕はそんなに、その…」

少し言い辛そうに尋ねてくる乃梨子に、恭也は頷いて答える。

「ええ、駄目です。壊滅的です。命が惜しければ、美由希の料理を食べる事はお勧めしません。
 素人にアレはとても。俺でさえ、本当に、それも最高に調子が良い時に食べて、何とか耐えれるぐらいですから。
 それでも、二口以上は……。世界中の暗殺者から、通販で注文が殺到するぐらいですよ。
 尤も、あんなモノを出されて口にする者がいるとは思えませんが」

恭也の力の篭った言葉に、乃梨子は頷く。

「そこまで仰られるんですから、かなり凄いものなんですね。
 好奇心で、少し食べてみようかと思ったんですが、やめておきます」

「それが賢明ですよ」

「二人とも酷いよ」

二人の会話で更に打ちのめされた美由希だったが、初対面の乃梨子とも大分打ち解けたようではあった。
そこへ、薔薇の館の扉が勢い良く開けられる。

「すいません、ちょっとお聞きしたい事が」

扉を開けるなり、挨拶もそこそこに、一気にそう捲くし立てる生徒。
それを見ながら、乃梨子と美由希を除く全員が一つのことを思っていた。

(前にも同じような事があったような…)

果たしてその通り、前の時と同じように、そこには三奈子が立っていた。
祥子はそっと息を吐き出すと、突然の闖入者に声を掛ける。

「三奈子さん、前にも申したと思うんですけど、幾ら何でも不躾じゃありませんか」

祥子の言葉に改めて部屋の中を見渡し、恭也の所でその動きが止まると咳払いを一つする。

「……こほん。失礼しました。どうしても確認しておきたい事があったもので。
 恭也さん、お久し振りです」

「ええ、お久し振りです。元気でしたか」

恭也の言葉を聞き、由乃が隣に座る祐巳にこっそりと耳打ちする。

(あれだけ派手に登場してるんだから、元気に決まってるわよね)

そんな由乃の言葉に頷きつつ、祐巳は三奈子へと視線を向ける。
祐巳の視線の先で、三奈子は笑みを浮かべて恭也に答えていた。

「ええ、お陰様で。またお会いできて光栄です」

「そう言って頂けると、俺も嬉しいですよ」

恭也の台詞を聞き、三奈子は少しだけ顔を赤くするが、そこへ令が話し掛ける。

「それで、聞きたい事というのは?」

「そ、それです。今回の視察では恭也さん以外の方が来られていると聞きまして。
 そ、その方が女性だと」

「まあ、普通はリリアンに来るのは女性でしょうから、そちらの方が普通なのだけれどね」

そんな祥子の言葉も耳に入っていないのか、三奈子は見慣れない顔を見つける。

「もしかして、そちらの方がそうかしら?」

三奈子に見られ、美由希は思わず恭也へと顔を向ける。

「恭ちゃん……」

「ああ、そちらは三奈子さんと仰って、三年生だ。
 つまり、お前の先輩だな」

「きょ、恭ちゃん。し、しかもお前……。二人は親しい関係なんですか」

恐る恐るといった感じで三奈子は恭也を見る。
恭也はその問いに頷いてから、美由希に自己紹介するように促がす。

「た、高町美由希と言います」

「高町美由希さん、ね。……ん?高町?ま、まさか、二人は既にけ、結婚……」

とんでもなく思考を暴走させ始めた三奈子を面白そうに眺める一同。

「流石、三奈子さまね。新聞記者よりも、小説家の方が似合ってるんじゃないかしら?」

小声で囁く由乃の言葉に、祐巳も同意しつつこの場を収拾してもらおうと祥子を見る。
しかし、祥子は楽しそうに事態を眺めており、傍観するつもりらしい。
恭也もそれを悟ったのか、仕方なく自分から誤解を解く事にする。

「三奈子さん、こいつは俺の妹ですよ」

「……い、妹さん」

「ええ。念のために言っておきますけど、リリアンのスールという意味での妹ではなくて、本当の意味での妹です」

「そ、そうですよね。そうだと思ってました。普通、同じ姓なら、ご兄妹ですものね」

笑って誤魔化す三奈子に、恭也が言葉を掛ける。

「三奈子さんは新聞部だったと記憶しているんですが」

「ええ。そうですよ。よく覚えて頂いてましたわね」

何処か嬉しそうに言う三奈子に、恭也は続けて話し掛ける。

「ひょっとして、美由希の事を記事にするつもりで来られたんですか?」

この恭也の言葉に他意はなかったのだが、三奈子はそれに頷く事にする。
美由希と恭也の関係が気になってなど、本当の理由を言えるはずもなかった。
そんな三奈子の心の内など気付かず、恭也は言う。

「出来れば、今回も記事にするのは勘弁して欲しいんですが。
 俺の事も美由希の事も」

恭也の言葉に、三奈子は一も二もなく頷く。

「勿論ですわ。それに、私は事実上、既に引退してますから。
 あ、でも安心してください。記事にしないように部員たちには言っておきますから」

「ありがとうございます」

「いえ、当然の事ですわ。では、私はこれで。ごきげんよう」

三奈子は上機嫌でそう答えると、薔薇の館を後にする。
後に残されたものは、まるで急に嵐がやって来て、通り過ぎっていたかのような感触を受けていた。
それを取り成すように、祥子が口を開く。

「とりあえず、早く食べてしまいましょう。このままでは、昼休みが終ってしまうわ」

そう言って、自分の箸を動かし始める。
それを受け、他の者も同じように食事を再開するのだった。
こうして、恭也たちの転入初日の昼休みは慌しく過ぎていった。





つづく




<あとがき>

三奈子さま、再登場〜の巻。
美姫 「次回はやっとあの二人と対面?」
どうかな〜。
真美ちゃんがまだ出番ないんだよな〜。
あ、蔦子さんもか。この二人が絡んでくるかもしれないし。
美姫 「え、そうなの?」
いや、素直に一年生との対面かも。
美姫 「どっちなのよ!」
それは、次回になれば分かる事さ。
美姫 「当たり前じゃない!」
…ぐぅぅぅぅ。痛いぞ。
美姫 「痛くしてるんだもん」
さいでっか。
美姫 「これで、次回がどっちでも無かったら、どうなるか分かってるでしょうね」
あ、あははははは。ま、また次回〜。
美姫 「全く、もう〜。それじゃあ、またね」





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